部屋が狭い、圧迫感を感じる、広く見せたい。

こんな不満を持っている方は、少なくないのではないでしょうか。

実際に部屋を広げることは難しくても、インテリアの工夫次第で、実際よりも広く感じられる部屋にすることはできます。

今回は、今住んでいる部屋を広く、開放感のある空間に感じさせるアイディアをご紹介します。

少しでも部屋を広く見せたい方や、今の部屋に圧迫感を感じている方は試してみてください。





鏡を取り入れる

ミラーを置くことで部屋を広く見せることができる
point1 鏡を取り入れる

部屋に鏡を置きましょう。

鏡は、視覚的に部屋を広く見せてくれますし、室内に光を拡散させ、明るく見せます。

鏡は大きければ大きい方が、良いです。

置くスペースがない場合も、壁に取り付けることができます。







床面・壁面を多く見せる

床面や壁面を多く見せることで、部屋を実際よりも広く見せることができます。

家具は脚付きのものを選んだり、棚は背板の無いものを選ぶと良いです。

テーブルの天板はガラスのものを選ぶと、開放感が出ます。

基本的にはラグも敷かずに、床面を見せた方が、部屋を広く見せるという点では有効です。







背の低い家具を取り入れる

point3 背の低い家具を取り入れる
point3 背の低い家具を取り入れる

背の低い家具を取り入れることで、壁面を広く見せ、天井を高く見せることができます。

天井が高く感じられると、開放感が得られ、部屋を広く感じさせます。







明るい色、軽い素材を選ぶ

壁や天井、家具やベッドカバーなど、面積の大きなものは、明るい色を選びましょう。

とりわけ白は光を反射するので効果的です。

素材に関しても、テキスタイル(布製品)は、ベルベッドやコーデュロイなどの冬によく着るような素材よりも、リネンやレースなど夏によく着る、視覚的に軽い素材がおすすめです。







垂直・水平を強調する

壁に垂直なラインは天井を高く開放感のあるスペースに、水平なラインは部屋の幅を広げ、広く見せることができます。

壁紙やカーテンなどで取り入れてみてください。







余白を作る

point6 余白を作る
point6 余白を作る

狭い空間にも、あえて余白を設けることが大切です。

家具を部屋の片側に寄せて、見通しの良い通路を確保したり、何も置かないスペースを残してみたり、余白を意識してみてください。







遠近法を利用する

部屋の手前から奥に向かって、家具が低くなるように配置すると、遠近法の効果で、奥行きのある部屋に感じられます。

また、絵画や写真を飾る場合にも、遠近法を用いたものを飾ることで、空間に奥行きや広がりが生まれるので、広く見せることができます。







部屋の奥隅にアクセントを

point8 部屋の奥隅にフォーカルポイントを。
point8 部屋の奥隅にフォーカルポイントを。

ドアの対角線上の一番奥に、フォーカルポイント(視線の集中する場所)となるようなアクセントを設けると、部屋に奥行きが感じられます。

グリーンを置いてみたり、間接照明で照らしてみるのがおすすめです。







なるべくシンプルに

部屋を広く見せるポイント
point9 なるべくシンプルに

アートや小物を飾る時にも、細かなものをたくさん飾るよりも、大きなものを1つだけにしたほうが、すっきりと見せることができます。

どうしてもたくさん飾りたいというときは、テイストを揃えたり、ひとまとまりに見えるような工夫が必要です。

壁紙やテキスタイルも無地やラインの入ったものがベストですが、どうしても柄物を選びたい時には、アクセントウォールとして取り入れたり、クッションカバーなど、面積の小さいもので、ポイント使いするのが良いです。







さいごに

部屋自体を大きくすることは難しいですが、人間の目の錯覚を利用したインテリアの工夫を取り入れることで、大きく感じさせることはできます。

少しの工夫で、お部屋の快適さは上がりますので、是非参考にしてみてください。