部屋が狭い、圧迫感を感じる、広く見せたい。
こんな不満を持っている方は、少なくないのではないでしょうか。
実際に部屋を広げることは難しくても、インテリアの工夫次第で、実際よりも広く感じられる部屋にすることはできます。
今回は、今住んでいる部屋を広く、開放感のある空間に感じさせるアイディアをご紹介します。
少しでも部屋を広く見せたい方や、今の部屋に圧迫感を感じている方は試してみてください。
鏡を取り入れる
部屋に鏡を置きましょう。
鏡は、視覚的に部屋を広く見せてくれますし、室内に光を拡散させ、明るく見せます。
鏡は大きければ大きい方が、良いです。
置くスペースがない場合も、壁に取り付けることができます。
床面・壁面を多く見せる
床面や壁面を多く見せることで、部屋を実際よりも広く見せることができます。
家具は脚付きのものを選んだり、棚は背板の無いものを選ぶと良いです。
テーブルの天板はガラスのものを選ぶと、開放感が出ます。
基本的にはラグも敷かずに、床面を見せた方が、部屋を広く見せるという点では有効です。
背の低い家具を取り入れる
背の低い家具を取り入れることで、壁面を広く見せ、天井を高く見せることができます。
天井が高く感じられると、開放感が得られ、部屋を広く感じさせます。
明るい色、軽い素材を選ぶ
壁や天井、家具やベッドカバーなど、面積の大きなものは、明るい色を選びましょう。
とりわけ白は光を反射するので効果的です。
素材に関しても、テキスタイル(布製品)は、ベルベッドやコーデュロイなどの冬によく着るような素材よりも、リネンやレースなど夏によく着る、視覚的に軽い素材がおすすめです。
垂直・水平を強調する
壁に垂直なラインは天井を高く開放感のあるスペースに、水平なラインは部屋の幅を広げ、広く見せることができます。
壁紙やカーテンなどで取り入れてみてください。
余白を作る
狭い空間にも、あえて余白を設けることが大切です。
家具を部屋の片側に寄せて、見通しの良い通路を確保したり、何も置かないスペースを残してみたり、余白を意識してみてください。
遠近法を利用する
部屋の手前から奥に向かって、家具が低くなるように配置すると、遠近法の効果で、奥行きのある部屋に感じられます。
また、絵画や写真を飾る場合にも、遠近法を用いたものを飾ることで、空間に奥行きや広がりが生まれるので、広く見せることができます。
部屋の奥隅にアクセントを
ドアの対角線上の一番奥に、フォーカルポイント(視線の集中する場所)となるようなアクセントを設けると、部屋に奥行きが感じられます。
グリーンを置いてみたり、間接照明で照らしてみるのがおすすめです。
なるべくシンプルに
アートや小物を飾る時にも、細かなものをたくさん飾るよりも、大きなものを1つだけにしたほうが、すっきりと見せることができます。
どうしてもたくさん飾りたいというときは、テイストを揃えたり、ひとまとまりに見えるような工夫が必要です。
壁紙やテキスタイルも無地やラインの入ったものがベストですが、どうしても柄物を選びたい時には、アクセントウォールとして取り入れたり、クッションカバーなど、面積の小さいもので、ポイント使いするのが良いです。
さいごに
部屋自体を大きくすることは難しいですが、人間の目の錯覚を利用したインテリアの工夫を取り入れることで、大きく感じさせることはできます。
少しの工夫で、お部屋の快適さは上がりますので、是非参考にしてみてください。
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